更新日: 2026/08/28

河江紀明 (Doctor of Chiropractic)
- KAWAEカイロプラクティック 院長
- 米国のカイロプラクティック大学を卒業し、Doctor of Chiropractic(D.C.)の学位を取得。米国カイロプラクティック国家試験(NBCE)に全て合格し、カリフォルニア州の開業ライセンスを取得し、現地で積んだ臨床経験があります。
- 帰国後は講師として教育に携わったのち、2008年に浦和でKAWAEカイロプラクティックを開院しました。
一人ひとりの身体の状態を、丁寧に確認することを大切にしています
「腰痛」や「肩こり」といっても、症状の出方や身体の状態、お仕事の内容、生活習慣は、お一人おひとり違います。ですから私は、痛みのある場所だけを診るのではなく、問診や検査を通して、関節の動きや筋肉の状態、姿勢、身体の使い方などをしっかり確認するようにしています。そのうえで、その方に合った施術を行うことを心がけています。
また、カイロプラクティックの施術が適さないと判断した場合には、無理に施術を行うことはありません。その際は、医療機関での検査や診療をおすすめしています。
このページでは、私がカイロプラクターを目指したきっかけや、アメリカで学んだこと、これまでの臨床経験、そして今の施術に対する考え方について、お伝えできればと思います。
Doctor of Chiropractic(D.C.)としての教育・臨床経験
カイロプラクターを目指して渡米し、米国のカイロプラクティック大学で専門教育と臨床実習を受けました。卒業後はDoctor of Chiropractic(D.C.)の学位を取得し、NBCEの試験やカリフォルニア州の資格要件を経て、現地で臨床に携わりました。
以下では、渡米からD.C.取得、米国での臨床までの流れをご紹介します。
カイロプラクターを目指したきっかけ
私自身、中学生の頃から腰痛に悩まされていました。当時はなぜ腰が痛くなるのかもよく分からず、痛みが強くなるたびに「どうにかしたい」ともどかしく感じながら過ごしていたのを覚えています。今振り返ると、そんな自分自身の経験が、身体の仕組みやカイロプラクティックに関心を持つきっかけの一つになったのだと思います。
大学卒業後、進路を考えるなかでカイロプラクティックという分野を知りました。調べていくうちに、アメリカではDoctor of Chiropractic(D.C.)という専門職として、教育制度や資格制度がしっかり整備されていることを知り、興味を惹かれました。
「本格的に学ぶなら米国で」と考え、渡米を決意しました。その後の米国での教育・資格取得・臨床経験を経て、現在のKAWAEカイロプラクティックにつながっています。
中学生の頃に感じていた「自分の腰は、一体どうなっているのだろう」という素朴な疑問。その小さな関心が、巡り巡って今の仕事につながっているのだと感じています。
KAWAEカイロプラクティックで大切にしていること
施術を行ううえで私が大切にしているのは、症状だけを見て施術方法を決めるのではなく、まずその方の身体の状態をしっかり確認することです。
同じ「腰痛」「肩こり」「首の痛み」であっても、症状の経過や身体の動き、お仕事や日常生活での身体の使い方は、お一人おひとり異なります。そのため、問診や検査で得られた情報をもとに、その方に必要な施術を考えていくようにしています。
症状のある場所だけでなく、身体全体を確認します
痛みや違和感を感じている場所と、身体の機能上の問題がある場所が、必ずしも一致するとは限りません。
例えば首や肩のお悩みでも、頸椎だけでなく、胸椎や肩甲骨まわりの動きが関係していることがあります。腰のお悩みであれば、腰そのものだけでなく、骨盤や股関節なども含めて確認していきます。
症状のある場所だけにとらわれず、関連する部位を含めて身体全体を診ることを大切にしています。
問診と検査を大切にしています
初めて来院された際には、今の症状だけでなく、いつ頃から始まったのか、どのような動作で症状が現れるのか、これまでの経過や既往歴などをじっくりお伺いします。
そのうえで、姿勢や身体の動き、関節の可動性、筋肉の状態など、必要な検査を行っていきます。こうして確認した情報をもとに、施術を行う部位や方法を判断しています。
医療機関での検査・診療を優先する場合があります
すべての痛みや身体の不調が、カイロプラクティックの施術に適しているとは限りません。
問診や検査の内容から医療機関での検査や診療が必要と考えられる場合には、無理に施術を行うことはなく、医療機関への受診をおすすめしています。「施術を行うかどうかを見極めること」もまた、安全にカイロプラクティックを行ううえで大切なことだと考えています。
一人ひとりの状態に合わせて施術します
年齢や体格、症状、関節の状態、カイロプラクティックを受けたご経験など、条件はお一人おひとり異なります。
そのため、どなたにも同じ施術を行うのではなく、検査で確認した身体の状態をもとに、アジャストメントをはじめ、筋肉や軟部組織へのアプローチ、エクササイズや日常生活のアドバイスなどを、必要に応じて組み合わせています。
施術方法について不安なことやわからないことがあれば、施術前でも遠慮なくお尋ねください。
これまでの経歴
大学卒業後の渡米から、米国でのカイロプラクティック教育・臨床、帰国後の教育活動、KAWAEカイロプラクティック開院までの主な経歴です。
| 1998年 | 学習院大学文学部心理学科卒業 |
| 1998年 | 渡米 |
| 1998年8月 | D.C.課程進学に必要な理系科目をミズーリ州立大学で受講開始 |
| 1999年8月 | Cleveland Chiropractic College 入学 |
| 2003年8月 | Doctor of Chiropractic(D.C.)取得 |
| 2003年8月 | 米国カイロプラクティック国家試験(NBCE)全パート合格 |
| 2004年3月 | カリフォルニア州カイロプラクティック・ライセンス取得 |
| 2004年3月 | カリフォルニア州X線技師免許取得 |
| 2003~2006年 | サンフランシスコ・ベイエリアのクリニックにてD.C.として勤務 |
| 2006年8月 | 日本帰国 |
| 2006~2008年 | 都内でカイロプラクティック教育に携わる |
| 2008年 | さいたま市浦和にKAWAEカイロプラクティック開院 |
| 現在 | KAWAEカイロプラクティック院長として臨床 |
米国で取得した学位・資格・試験
- Doctor of Chiropractic (ドクターオブカイロプラクティック)
- NBCE Part I~IVおよびPT (米国カイロプラクティック資格試験パート1~4とPT(理学療法))全てに合格
- カリフォルニア州開業免許 (CA29206)
- カリフォルニア州X線技師免許 (RHC00162896)
- Fellow, Acupuncture Society of America(鍼灸)
- American Redcross CPR/AED certificate(毎年更新)
米国でカイロプラクティックを学び、Doctor of Chiropractic(D.C.)の学位を取得しました。その後、米国カイロプラクティック国家試験(NBCE)の各試験を経て、カリフォルニア州のカイロプラクティック・ライセンスを取得しました。取得した学位・試験・ライセンスの証書を一部ご紹介します。

Doctor of Chiropractic
from Cleveland Chiropractic College

National Board Certificate
Part I~IV&PT
from NBCE

CA license to practice chiropractic
from CA BCE
米国で学んだカイロプラクティック
Doctor of Chiropractic(D.C.)の教育課程では、カイロプラクティックの技術だけを学ぶわけではありません。
米国のカイロプラクティック大学で学んだ課程には、解剖学・生理学・病理学などの基礎医学から、診断学、神経学、放射線学、整形外科学などの臨床医学、カイロプラクティックの検査・アジャストメント、そして実際に患者さんを担当する臨床実習まで含まれていました。
こうした教育を通して、施術技術だけでなく、患者さんの状態を評価し、カイロプラクティックによる施術が適しているかを判断するために必要な知識と臨床経験を学びました。
D.C.課程で学んだ主な分野
- 基礎医学:解剖学、生理学、生化学、病理学、微生物学など
- 臨床医学・診断:身体診察、整形外科学、神経学、鑑別診断、放射線学など
- カイロプラクティック:脊椎・関節の評価、カイロプラクティック・テクニック、アジャストメントなど
- 臨床実習:問診、検査、施術計画、患者管理、学内クリニックでの臨床
米国でD.C.を取得するために履修した科目の詳細
Trimester I(1学期)
| コース# | 科目名 | 日本語訳・説明 |
|---|---|---|
| ANA502 | Systemic Anatomy | 系統解剖学:人体の解剖学の基礎 |
| ANA500 | Embryology | 発生学:受精卵から組織や器官への分化 |
| ANA504 | Spinal Anatomy | 脊椎解剖学:背骨の構造について |
| PHY506 | Cell Physiology | 細胞生理学:細胞内の活動について |
| CHE508 | Biochemistry I | 生化学 I |
| PRI510 | The Philosophy and Science of Chiropractic I | カイロプラクティック哲学と歴史 I |
| PRA512 | The Philosophy and Practice of Static Palpation | 実技 I:静的触診(背骨を触る) |
Trimester II
| コース# | 科目名 | 日本語訳・説明 |
|---|---|---|
| ANA514 | Histology | 病理学 |
| ANA530 | Thorax/ Abdomen/ Pelvis Anatomy | 腹胸部・骨盤の解剖学 |
| CHE534 | Biochemistry II: Digestion/ Intermediary Metabolism | 生化学II:消化と中間代謝 |
| PHY532 | Cardiovascular/Pulmonary Physiology | 心肺生理学 |
| PRI536 | The Philosophy and Science of Chiropractic II | カイロプラクティック哲学と歴史 II |
| PRA538 | Technique II: Biomechanics I | 実技II:生体力学 I(人体の構造と動き) |
Trimester III
| コース# | 科目名 | 日本語訳・説明 |
|---|---|---|
| ANA540 | Extremity Anatomy | 四肢の解剖学 |
| MPH562 | Public Health I: The Health Care System | 公衆衛生 I:ヘルスケアシステム |
| PAT548 | Immunobiology | 免疫生物学 |
| PHY546 | Endocrine/ Reproductive Physiology | 内分泌・生殖器の生理学 |
| PHY560 | Renal/ Digestive Physiology | 腎臓・消化器の生理学 |
| PRA552 | Technique III: The Philosophy and Practice of Kinetic Palpation | 実技III:動的触診(背骨を動かしながら触る) |
| PRA564 | Technique IV: Biomechanics II | 実技IV:生体力学II(人体の構造と動き) |
| PRI550 | Introduction to Research | リサーチ入門:レポートの書き方、論文の探し方を学ぶ |
Trimester IV
| コース# | 科目名 | 日本語訳・説明 |
|---|---|---|
| ANA566 | Head/Neck Anatomy | 頭部・頸部の解剖学 |
| CHE568 | Basic Nutrition | 基礎栄養学 |
| MPH570 | Microbiology I: Bacteriology | 微生物学 I:細菌学 |
| PAT572 | General Pathology | 一般病理学 |
| PRA574 | Technique V: The Philosophy and Practice of the Full Spine Specific Technique | 実技V:フルスパインテクニック |
Trimester V
| コース# | 科目名 | 日本語訳・説明 |
|---|---|---|
| ANA600 | Neuroanatomy | 神経解剖学:神経の構造 |
| PHY602 | Neurophysiology | 神経生理学:神経の働き |
| MPH604 | Microbiology II: Virology/ Parasitology/ Mycology | 微生物学II:ウイルス学、寄生虫学・真菌学 |
| PAT606 | Cardiovascular/ Pulmonary/ Gastrointestinal Pathology | 心血管・肺・胃腸の病理学 |
| DIM608 | Normal Radiographic Anatomy | 放射線解剖学:X線写真の読み方 |
| CLI610 | Introduction to Clinic I | クリニック実習基礎 I |
Trimester VI
| コース# | 科目名 | 日本語訳・説明 |
|---|---|---|
| PAT632 | Neuromusculoskeletal/ Genitourinary Pathology | 筋神経骨格/泌尿生殖器病理学 |
| PAT634 | Pathology Laboratory | 病理学実習 |
| PHY630 | Physiology Laboratory | 生理学実習 |
| DIM642 | X-Ray Physics and Technology | 放射線物理学:X線の原理、機器の仕組みと操作方法 |
| GED636 | Clinical Laboratory Diagnosis | 臨床検査診断学:生理検査に基づいた診断 |
| GED638 | Physical Diagnosis | 身体診察学:診察の技術と実習 |
| GED640 | Head/ Eyes/ Ears/ Nose/ Throat Diagnosis | HEENT(頭・眼・耳・鼻・喉)診察 |
| PRI612 | The Philosophy and Science of Chiropractic III | カイロプラクティック哲学と歴史III |
| PRA614 | Technique IV: Philosophy and Practice of the Gonstead Technique | 実技IV:ガンステッドテクニック |
Trimester VII
| コース# | 科目名 | 日本語訳・説明 |
|---|---|---|
| MPH616 | Public Health II: Epidemiology | 公衆衛生II:疫学 |
| GED660 | Cardiopulmonary/ Endocrine Diagnosis | 循環器・呼吸器・内分泌代謝診断学 |
| GED664 | Gastrointestinal/ Genitourinary Diagnosis | 消化器・生殖泌尿器診断学 |
| NMS644 | Neuromusculoskeletal (NMS) Diagnosis I: Physical | 神経筋骨格系診断学Ⅰ:身体診察 |
| PHT648 | Physiotherapy I/ Rehabilitation | 理学療法 I/リハビリ |
| PRA646 | Technique VII: Philosophy and Practice of the Diversified Technique | 実技VII:ディバーシファイドテクニック |
| CLI650 | Introduction to Clinic II | クリニック実習基礎 II:学生同士で診察 |
Trimester VIII
| コース# | 科目名 | 日本語訳・説明 |
|---|---|---|
| ACS732 | Toxicology | 毒性学 |
| ACS694 | Emergency Methods/ Cardiopulmonary Resuscitation (CPR) | 心肺蘇生法:CPR・AED実習 |
| DIM678 | Skeletal Radiology | 骨格放射線学 |
| NMS670 | Neuromusculoskeletal (NMS) Diagnosis II: Clinical | 神経筋骨格系診断学II:臨床診断 |
| NMS676 | Clinical Neurology | 臨床神経学(例:坐骨神経痛の診断) |
| PHT688 | Physiotherapy II | 理学療法II |
| PRA692 | Chiropractic Assessment | カイロプラクティック検査・診断学 |
| PRA680 | Technique VII: Philosophy and Practice of the Extravertebral Adjustment | 実技VII:四肢のアジャスト |
| CLI696 | Introduction to Clinic III | クリニック実習基礎III |
Trimester IX
| コース# | 科目名 | 日本語訳・説明 |
|---|---|---|
| ACS716 | Pediatrics | 小児科学:小児の診断 |
| ACS718 | Geriatrics | 老年医学:老人の診断 |
| ACS720 | Dermatology | 皮膚科学 |
| DIM700 | Skeletal Radiology II | 骨格放射線学II |
| DIM702 | Soft Tissue Radiology | 軟部組織放射線学 |
| DIM704 | X-ray Procedures and Protection | X線撮影手順・放射線防護 |
| PRI706 | The Philosophy and Science of Chiropractic IV | カイロプラクティック哲学と歴史IV |
| PRA710 | Chiropractic Case Management | カイロプラクティック症例管理学 |
| CLI714 | Clinic Internship I | インターンシップ I:臨床実習 |
Trimester X
| コース# | 科目名 | 日本語訳・説明 |
|---|---|---|
| ACS712 | Obstetrics/ Gynecology | 産婦人科学 (OB/GY) |
| ACS732 | Toxicology II | 毒性学II |
| DIM736 | X-ray Case Presentation | X線症例発表:X線写真診断のプレゼンをクラスの前でやる |
| GED730 | Clinical Nutrition | 臨床栄養学 |
| GED734 | Differential Diagnosis | 鑑別診断 |
| PRA708 | Technique VII: Philosophy and Practice of Integrated Technique Procedure | 実技VII:テクニックの組み合わせ実習 |
| CLI750 | Clinic Internship IIB | インターンシップ IIB:臨床実習 |
Trimester XI
| コース# | 科目名 | 日本語訳・説明 |
|---|---|---|
| ACS744 | Chiropractic Practice/Business Management | クリニック運営/経営管理:契約書の作り方など |
| ACS746 | Ethics and Jurisprudence | 医療倫理・関係法規:やって良い事悪い事について学ぶ |
| ACS748 | Psychiatry | 精神医学 |
| DIM738 | Special Imaging | 特殊画像診断学:MRIやCTの読影 |
| PRI740 | Research Methods | 研究方法論:論文の書き方を学ぶ |
| CLI760 | Clinic Internship IIIB | インターンシップ IIIB:臨床実習 |
Trimester XII(12学期:最終学期)
| コース# | 科目名 | 日本語訳・説明 |
|---|---|---|
| CLI760 | Clinic Internship IVB | インターンシップ IVB:患者の引継ぎ |
Electives:選択科目
| コース# | 科目名 | 日本語訳・説明 |
|---|---|---|
| PRA628 | Advanced Gonstead Technique | ガンステッドテクニック・アドバンス |
| PRA658 | Thompson Technique | トムソンテクニック |
| PRA698 | Gonstead System | ガンステッドシステム |
| PRA728 | Flexion/ Distraction Technique | フレクションテクニック |
| PRA754 | Sacral-Occipital Technique | 仙骨後頭骨テクニック(SOT) |
| PRA758 | Advanced Sacral- Occipital Technique | 仙骨後頭骨テクニック・アドバンス |
| PRA768 | Activator Methods Technique | アクティベーターテクニック |
| PRA788 | Chiropractic Biophysics Technique | CBP テクニック |
アメリカ留学・臨床時代の記録
修正・編集中
来院を検討されている方へ
身体の痛みや不調があるとき、「カイロプラクティックを受けてもよいのだろうか」「自分の症状にも対応してもらえるのだろうか」と、迷われる方もいらっしゃると思います。
私は、まず症状の経過や身体の状態を確認し、カイロプラクティックによる施術が適しているかを見極めたうえで、お一人おひとりの状態に合わせて施術を行うようにしています。
初めての方で、施術内容やご自身の症状について分からないことがございましたら、ご予約前でもお気軽にお問い合わせください。
受付時間 10:00~19:00(木曜定休)