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ぎっくり腰– 突然起こる強い腰の痛み –

更新日: 2026/09/15

急に腰に強い痛みが起こり、「立ち上がるのがつらい」「身体を伸ばせない」「寝返りをすると痛む」——このような状態は、一般に「ぎっくり腰」と呼ばれています。

ぎっくり腰は、重いものを持ち上げたときだけでなく、前かがみになったとき、立ち上がった瞬間、身体をひねったとき、くしゃみやせきをしたときなど、日常の何気ない動作をきっかけに起こることもあります。

KAWAEカイロプラクティックでは、まず痛みが起きた経緯や症状を確認し、必要な検査を行ったうえで、身体の状態に応じて施術を行っています。医療機関での検査・診療を優先した方がよいと考えられる場合には、施術を行わず受診をおすすめしています。

CONTENTS

このようなぎっくり腰でお困りではありませんか?

  • 重いものを持ち上げた瞬間、腰に強い痛みが走った
  • 前かがみになったときや身体を起こしたとき、急に腰が痛くなった
  • 椅子や床から立ち上がるのがつらい
  • 腰を伸ばそうとすると強く痛む
  • 寝返りや起き上がる動作で腰が痛む
  • 歩くことはできるものの、動き始めに強い痛みがある
  • 咳やくしゃみをすると腰に痛みが響く
  • 以前にもぎっくり腰を経験し、何度か繰り返している

「ぎっくり腰」というと、突然動けなくなるほどの激痛をイメージするかもしれません。しかし、痛みの程度や動ける範囲には個人差があります。

また、急に起こった腰痛のすべてが一般的なぎっくり腰とは限りません。症状や発症の経緯によっては、医療機関での検査・診療を優先した方がよい場合もあります。

ぎっくり腰とはどのような状態でしょうか?

「ぎっくり腰」とは、「突然起こる強い腰の痛み」を一般的に表す言葉です。医学的な病名ではなく、急性腰痛の一つとして扱われます。

重いものを持ち上げたときに起こるイメージがありますが、実際には、床のものを取ろうと前かがみになった時、椅子から立ち上がった時、身体をひねった時など、日常の何気ない動作をきっかけに発症することもあります。また、「特に思い当たるきっかけがない」という場合もあります。

症状の程度もさまざまです。腰を動かしたときに鋭い痛みを感じる程度から、身体を伸ばすことが難しい、寝返りや起き上がりがつらい、歩くことにも支障が出るほど強く痛む場合まであります。

「ぎっくり腰」という一つの病気があるわけではありません

ぎっくり腰では、腰周辺の筋肉や靱帯(じんたい/骨と骨をつなぐ組織)、関節、椎間板(ついかんばん/背骨のクッションとなる部分)など、さまざまな組織が痛みに関係している可能性があります。しかし、通常の診察や画像検査を行っても、痛みの原因となっている組織を一つに特定できないことも少なくありません。

そのため、「骨がずれた」「骨盤がずれた」ことがぎっくり腰の原因だと一律に考えることはできません。

大切なのは、痛みの強さだけで判断するのではなく、どのように発症したのか、どのような動作で痛むのか、脚の痛みやしびれなど腰以外の症状がないかといった点も含めて身体の状態を確認することです。

ぎっくり腰はなぜ起こるのでしょうか?

ぎっくり腰は、重いものを持ち上げたときだけに起こるわけではありません。前かがみになる、身体をひねる、椅子から立ち上がるといった日常の何気ない動作をきっかけに、突然強い腰痛が現れることがあります。また、はっきりとしたきっかけが思い当たらない場合もあります。

腰には、椎骨(ついこつ/背骨を形づくる一つひとつの骨)や椎間板、関節、靱帯、筋肉などさまざまな組織があります。急性の腰痛では、これらの組織が痛みに関係している可能性がありますが、実際には「この組織が原因」と一つに特定できないことも少なくありません。

腰に加わる負荷や動作

物を持ち上げる、前かがみになる、身体をひねるといった動作では、腰にもさまざまな負荷が加わります。

普段は問題なくおこなっている動作でも、そのときの姿勢や動き方、荷物の重さ、動作の速さなどによって腰への負荷は変わります。そのため、「いつもと同じ動作をしただけなのに、急に痛くなった」ということもあります。

筋肉や関節など腰周辺の組織

腰まわりの筋肉や靱帯、関節、椎間板などが、痛みに関係することがあります。

ただし、症状だけから痛みを生じている組織を正確に特定することは難しい場合があります。そのため当院では、「筋肉を傷めた」「関節がずれた」などと最初から決めつけず、痛みが起きた経緯や身体の状態を確認することを大切にしています。

以前からの腰痛や身体への負担

ぎっくり腰は、それまで腰にまったく問題を感じていなかった方にも起こりますが、以前から腰痛を繰り返している方に起こることもあります。

長時間同じ姿勢を続けた後や、普段とは異なる身体の使い方をした後などに発症することもあります。ただし、「疲労がたまったから必ずぎっくり腰になる」「姿勢が悪いから起こる」というように、一つの要因だけで説明できるものではありません。

きっかけと原因は同じとは限りません

「床の物を拾った瞬間に痛くなった」「くしゃみをしたら腰に痛みが走った」といった場合、その動作は痛みが現れるきっかけではあっても、それだけで痛みの原因をすべて説明できるとは限りません。

ぎっくり腰では、発症した瞬間の動作だけを見るのではなく、それまでの症状の経過や過去の腰痛、痛みを感じる動作、脚の症状の有無なども含めて状態を確認することが大切です。

痛みが強くても、必ずしも大きな損傷があるとは限りません

ぎっくり腰では、身体を少し動かしただけでも強い痛みが走ったり、立ち上がることや歩くことが難しくなったりすることがあります。そのため、「腰の骨や椎間板を大きく傷めてしまったのではないか」と不安になる方も少なくありません。

しかし、痛みの強さと身体の組織が受けている損傷の程度は、必ずしも一致するわけではありません。

痛みは、筋肉や関節などの組織の状態だけで決まるものではなく、炎症や神経の反応、身体を動かしたときの刺激など、さまざまな要因によって感じ方が変化します。急性の腰痛では、動作に対して身体が敏感になり、わずかな動きでも強い痛みを感じることがあります。

そのため、痛みが強いという理由だけで「腰が大きく壊れている」「骨がずれている」と判断することはできません。一方で、強い腰痛の中には、医療機関での検査や治療を優先する必要があるものもあります。

大切なのは、痛みの強さだけではなく、どのように痛みが始まったのか、どのような動作で変化するのか、脚の痛みやしびれ・筋力低下、発熱など腰痛以外の症状がないかも含めて確認することです。

ぎっくり腰は腰だけが原因とは限りません

ぎっくり腰では腰に強い痛みを感じるため、どうしても腰だけに問題があると考えがちです。しかし、身体を曲げる、起こす、ひねる、歩くといった動作は、腰だけで行っているわけではありません。

腰椎だけでなく、股関節や骨盤周辺、背中(胸椎)などが連動して動くことで、身体全体として一つの動作が行われています。

例えば、股関節や背中の動きが少なくなっていると、前かがみや身体をひねる動作などで、腰が担う動きや負担が大きくなることがあります。また、痛みが起きた後には、腰をかばうために姿勢や歩き方が変わり、腰以外の部分にも負担がかかることがあります。

そのためKAWAEカイロプラクティックでは、ぎっくり腰で来院された場合も、痛みのある腰だけを見るのではなく、股関節や骨盤周辺、背中などの動きや、立ち上がり・歩行といった身体全体の動作も確認します。

ただし、腰以外の部分に必ず「原因」があるということではありません。身体全体を確認するのは、特定の部位を原因と決めつけるためではなく、現在どのような動きがしにくくなっているのか、どの部分に負担がかかっているのかを把握し、その方の状態に合わせて施術をおこなっていくためです。

ぎっくり腰になった直後はどうすればよいでしょうか?

ぎっくり腰になると、痛みが強いため「できるだけ動かず、しばらく寝ていた方がよいのでは」と考える方も多いと思います。

発症直後に無理をして身体を動かす必要はありません。まずは痛みが比較的少ない姿勢をとり、急な動作や重いものを持つことなど、痛みを強くする動作は避けましょう。

一方で、重大な病気や外傷が疑われない一般的な急性腰痛では、長期間ベッドで安静にし続けるよりも、痛みの程度に合わせながら、できる範囲で普段の活動を続けていくことが勧められています。

無理に動かす必要はありません

「安静にしすぎない方がよい」といっても、強い痛みを我慢してストレッチや運動を行うという意味ではありません。

寝返りをする、立ち上がる、室内を少し歩くなど、その時点でできる動作から始め、痛みの状態をみながら少しずつ日常の活動に戻していきます。

痛みを確認するために何度も腰を曲げたり、無理に腰を伸ばしたりすることも避けた方がよいでしょう。

冷やすのと温めるのは、どちらがよいのでしょうか?

ぎっくり腰になると「最初は必ず冷やす」「炎症があるから温めてはいけない」と言われることがありますが、すべての急性腰痛に一律に当てはめる必要はありません。

冷やした方が痛みが楽に感じる場合には短時間冷やす、温めた方が身体を動かしやすく感じる場合には無理のない範囲で温めるなど、自分が楽に感じる方法を選ぶのも一つの考え方です。

ただし、極端に熱いものや冷たいものを長時間直接皮膚に当てることは避けてください。

コルセットは必要でしょうか?

腰を支えることで動きやすく感じる場合には、一時的にコルセットや腰部サポーターを使用することもあります。

ただし、すべてのぎっくり腰に必要なものではありません。長期間の使用を前提とするのではなく、痛みの状態や日常生活で必要となる動作に応じて考えることが大切です。

強い腰痛の中には、早めの受診が必要なものもあります

突然の腰痛がすべて一般的なぎっくり腰とは限りません。

転倒や事故などの外傷後に強い痛みが出た場合、発熱を伴う場合、脚の力が入りにくくなっている場合、排尿・排便の異常や股の周囲の感覚異常などがある場合には、カイロプラクティックの施術を受ける前に医療機関での診療が必要になることがあります。

「いつものぎっくり腰と違う」と感じる場合や、症状について判断に迷う場合にも、無理に自己判断せず医療機関へ相談してください。

KAWAEカイロプラクティックで行うぎっくり腰へのアプローチ

ぎっくり腰では、痛みの強さや身体を動かせる範囲が一人ひとり異なります。発症したばかりで身体を起こすことも難しい方と、歩くことはできるものの特定の動作で強く痛む方とでは、確認できることや施術の方法も異なります。

KAWAEカイロプラクティックでは、最初から「腰のずれが原因」などと決めつけるのではなく、痛みが起きた経緯や症状、身体の状態を確認し、その時点で可能な範囲から施術を組み立てていきます。

問診で発症の経緯や症状を確認します

いつ、どのような動作で痛みが始まったのか、どこに痛みを感じるのか、どのような動作で痛みが強くなるのかなどを確認します。

過去の腰痛やぎっくり腰の経験、脚の痛み・しびれ、既往歴などについても伺い、カイロプラクティックによる施術を行ってよい状態かを判断します。

痛みの程度に合わせて身体の状態を確認します

立つ、歩く、身体を曲げる・伸ばすなど、可能な範囲で動作を確認します。

ぎっくり腰の直後は、通常なら問題なくできる検査でも強い痛みが出ることがあります。そのため、痛みを我慢して無理に身体を動かしていただくことはありません。

その時点で確認できる範囲から必要な情報を集め、状態の変化に合わせて評価していきます。

腰だけでなく関連する部位も確認します

身体の状態に応じて、腰椎だけでなく、骨盤周辺や股関節、背中などの動きも確認します。

これは「腰以外に本当の原因がある」と決めつけるためではありません。立ち上がる、歩く、身体を曲げるといった動作を身体全体で確認し、どのような動きがしにくくなっているのかを把握するためです。

状態に応じてカイロプラクティック・アジャストメントを行います

検査結果や痛みの程度を考慮し、必要と判断した場合にはカイロプラクティック・アジャストメント(背骨や関節の動きを調整する施術)を行います。

ただし、ぎっくり腰だからといって、強い力で腰を動かしたり、すべての方に同じアジャストメントを行ったりするわけではありません。

発症直後の強い痛みがある場合には、身体の状態や動かせる範囲に合わせて施術方法を選択します。

筋肉・軟部組織へのアプローチ

腰やその周辺の筋肉が強く緊張している場合などには、状態に応じて筋肉や軟部組織(きんにくや靱帯など、骨以外のやわらかい組織)へのアプローチを組み合わせます。

ここでも、痛みを強くするような刺激を加えるのではなく、その時点の状態を確認しながら施術を行います。

回復の状態に合わせて身体の動かし方をアドバイスします

ぎっくり腰では、施術だけでなく、日常生活でどの程度身体を動かしてよいのかを知ることも大切です。

痛みの状態に応じて、立ち上がり方や身体の動かし方、日常生活で一時的に避けた方がよい動作などをお伝えしています。痛みが落ち着いてきた段階では、必要に応じて運動やエクササイズについてもアドバイスします。

このような場合は、まず医療機関へ

突然起こる腰痛の多くは深刻な病気によるものではありませんが、強い腰痛の中には、カイロプラクティックによる施術よりも医療機関での検査・診療を優先した方がよい場合があります。

特に、次のような症状がある場合は、まず医療機関へご相談ください。

  • 転倒や交通事故など、強い外傷のあとから腰が痛む
  • 脚に力が入りにくい、筋力低下が進んでいる
  • 両脚に強いしびれや感覚の異常がある
  • 股の周囲(会陰部)にしびれや感覚の低下がある
  • 尿が出にくい、尿や便を漏らすなど、排尿・排便に異常がある
  • 発熱や悪寒などを伴って強い腰痛がある
  • 安静にしていても強い痛みが続き、時間とともに悪化している
  • がん、骨粗しょう症などの既往があり、新たに強い腰痛が起こった

特に、急に脚の力が入らなくなった、会陰部の感覚がおかしい、排尿・排便に異常が生じたといった症状がある場合は、速やかに医療機関を受診してください。

KAWAEカイロプラクティックでも、問診や検査の結果から医療機関での検査・診療を優先した方がよいと判断した場合には、無理に施術を行わず医療機関の受診をおすすめします。

ぎっくり腰に関連する症状・ページ

ぎっくり腰と似た腰の痛みでも、症状の現れ方や経過はさまざまです。腰痛を繰り返している場合や、脚の痛み・しびれを伴う場合などは、以下のページも参考にしてください。

ぎっくり腰でお困りの方へ

ぎっくり腰は、痛みの強さや身体を動かせる範囲、症状が現れたきっかけなどが一人ひとり異なります。

KAWAEカイロプラクティックでは、まず症状の経過や身体の状態を確認し、カイロプラクティックによる施術が適しているかを判断したうえで、その時点で可能な範囲から施術を行います。

「動くと痛いので施術を受けても大丈夫なのか」「この状態でカイロプラクティックを受けてよいのか」と迷っている場合も、ご予約前にご相談いただけます。

なお、症状から医療機関での検査・診療を優先した方がよいと考えられる場合には、無理に施術を行うことはありません。

ぎっくり腰による急な腰の痛みでお困りの方は、どうぞお気軽にご相談ください。

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