更新日: 2026/09/15
「お腹が大きくなるにつれて、腰や骨盤のあたりがだんだん痛むようになった」——そう感じる妊婦の方は少なくありません。
妊娠中は、お腹が大きくなるにつれて身体の重心や姿勢、動き方が変化し、腰や骨盤まわりに痛みを感じることがあります。
痛みが現れる場所は腰だけとは限りません。お尻や仙腸関節(せんちょうかんせつ/骨盤の中心にある関節)まわり、脚の付け根、恥骨まわりなどに痛みを感じたり、寝返りや起き上がり、歩行、階段の上り下りなどで症状が強くなったりすることもあります。
こうした妊娠中の腰・骨盤まわりの痛みには、身体に加わる負荷や動作の変化など、さまざまな要因が関係します。そのため、単に「妊娠で骨盤がゆがんだから」と一つの原因だけで説明することはできません。
KAWAEカイロプラクティックでは、妊娠週数や妊娠経過、痛みが現れる場所や動作などを確認し、妊娠中の身体に配慮しながら、その方の状態に合わせて施術を行っています。
また、症状や妊娠経過によっては、カイロプラクティックによる施術よりも産科・医療機関での診療を優先した方がよい場合があります。そのような場合には、無理に施術を行わず受診をおすすめしています。
このような腰・骨盤まわりの痛みでお困りではありませんか?
妊娠中の腰や骨盤周辺の痛みは、痛む場所や症状が現れる動作など、人によってさまざまです。
このようなお悩みはありませんか?
- 妊娠してから腰痛が気になるようになった
- 妊娠前からあった腰痛が強くなってきた
- 長時間立っていたり歩いたりすると腰が痛くなる
- 椅子から立ち上がるときに腰や骨盤周辺が痛む
- 寝返りやベッドから起き上がる動作がつらい
- お尻や仙腸関節の周辺に痛みを感じる
- 脚の付け根や恥骨まわりが痛む
- 階段の上り下りや片脚で立つ動作で骨盤まわりが痛む
- 歩くと骨盤まわりに痛みや不安定な感じがある
- 腰や骨盤まわりの痛みで、日常生活や睡眠に支障を感じている
妊娠中にみられる腰・骨盤周辺の痛みには、一般的な腰痛だけでなく、骨盤の後方から臀部周辺、恥骨周辺などに症状が現れる妊娠関連骨盤帯痛(Pregnancy-related Pelvic Girdle Pain:PGP)が含まれることもあります。
痛む場所だけでは区別しにくいため、「妊娠中だから仕方がない」「骨盤が開いているから痛い」と決めつけず、どこが痛むのか、どのような動作で症状が現れるのか、妊娠経過に問題がないかなどを確認することが大切です。
妊娠中に腰や骨盤周辺が痛くなるのはなぜでしょうか?
妊娠中は、胎児の成長とともに身体にさまざまな変化が起こります。腰や骨盤まわりの痛みも、一つの原因だけで起こるのではなく、妊娠に伴う身体の変化や日常生活での負荷など、複数の要因が関係すると考えられています。
お腹が大きくなることによる身体への負荷
妊娠が進むにつれてお腹が大きくなり、体重や身体の重心も変化します。
それに伴って、立つ、歩く、座る、物を持つといった日常の動作も少しずつ変化します。こうした変化によって、腰や骨盤まわりの筋肉・関節などにかかる負荷が妊娠前とは異なることがあります。
ただし、「お腹が大きくなって反り腰になるから腰痛になる」という単純な関係だけで説明できるものではありません。
姿勢や身体の使い方の変化
妊娠中は、お腹の大きさだけでなく、身体のバランスや動き方も変化していきます。
立ち上がるときに手を使うようになる、寝返りの方法が変わる、歩幅や歩き方が変化するなど、妊娠前には意識しなかった動作にも違いが現れることがあります。
こうした身体の使い方の変化によって、腰だけでなく、お尻まわりや骨盤まわりに負担を感じる場合があります。
妊娠に伴うホルモンなどの身体的変化
妊娠中には、出産に向けて身体にさまざまなホルモンの変化が起こります。
リラキシンなどのホルモンは、靱帯や結合組織(けつごうそしき/身体の組織同士をつなぐ組織)の性質に影響します。ただし、「リラキシンによって骨盤が緩み、それがゆがんで痛みが起こる」と単純に説明できるものではありません。
妊娠中の腰痛や骨盤帯痛には、こうした生理的な変化だけでなく、身体への負荷や動作など複数の要因が関係します。
妊娠前からの腰痛や骨盤まわりの症状
妊娠する以前から腰痛があった方では、妊娠中に腰の痛みが気になるようになることもあります。
また、以前の妊娠で腰痛や骨盤まわりの痛みを経験した方が、次の妊娠でも同様の症状を経験する場合があります。
そのため、現在の痛みだけでなく、妊娠前の腰痛歴や過去の妊娠時の症状なども、身体の状態を確認するうえで大切な情報になります。
妊娠中の骨盤帯痛(Pelvic Girdle Pain)
妊娠中にみられる腰・骨盤まわりの痛みの中には、骨盤帯痛(こつばんたいつう/Pelvic Girdle Pain:PGP)と呼ばれるものがあります。
骨盤帯痛は、骨盤の後方にある仙腸関節まわりからお尻、あるいは骨盤の前方にある恥骨結合(ちこつけつごう/左右の恥骨をつなぐ部分)まわりなどに現れる痛みの総称です。妊娠中に起こるものは、妊娠関連骨盤帯痛(Pregnancy-related Pelvic Girdle Pain)と呼ばれることもあります。
一般的な腰痛と症状が重なることもあり、腰の痛みと骨盤帯痛の両方がみられる場合もあります。
どのような場所に痛みが現れるのでしょうか?

骨盤帯痛では、主に次のような場所に痛みを感じることがあります。
- 骨盤の後ろ側にある仙腸関節周り
- お尻のまわり
- 骨盤の前側にある恥骨の周囲
- 鼠径部(そけいぶ/脚の付け根)の周り
- 太ももの周り
痛む場所は一か所とは限らず、左右どちらかに強く現れる場合や、複数の場所に症状を感じる場合もあります。
日常の動作で痛みが強くなることがあります
骨盤帯痛では、身体を動かしたときに症状が現れたり、強くなったりすることがあります。
たとえば、
- 歩く
- 階段を上り下りする
- 片脚で立つ
- 寝返りをする
- ベッドから起き上がる
- 椅子から立ち上がる
- 車の乗り降りをする
といった動作で痛みを感じることがあります。
特に、左右の脚に異なる負荷がかかる動作や、寝返りなどで骨盤まわりを動かす際に症状が気になる方もいます。
「骨盤がずれている」という意味ではありません
「骨盤帯痛」という名称から、骨盤そのものが大きくずれたり、開いたりして痛みが起こっているように思われるかもしれません。
しかし、骨盤帯痛は「骨盤のずれ」を表す診断名ではありません。
妊娠中には、身体に加わる負荷や動作の変化、妊娠に伴う生理的な変化など、さまざまな要因が関係します。そのため、痛みを骨盤の位置や左右差だけで説明することはできません。
腰痛と骨盤帯痛を自己判断で区別する必要はありません
腰痛と骨盤帯痛では痛む場所や特徴に違いがありますが、実際には症状が重なることもあります。
そのため、「これは腰痛なのか、骨盤帯痛なのか」とご自身で判断する必要はありません。
大切なのは、どこに痛みがあるのか、どのような動作で症状が現れるのか、妊娠経過に問題がないかなどを確認したうえで、その方の状態に応じた対応を考えることです。
妊娠中の腰痛・骨盤痛は「骨盤のゆがみ」だけで説明できません
妊娠中の腰痛や骨盤まわりの痛みについて、「妊娠すると骨盤が開く」「骨盤がゆがむために痛みが起こる」と説明されることがあります。
確かに妊娠中は、出産に向けたホルモンの変化や、お腹が大きくなることによる身体への負荷、重心や動き方の変化などが起こります。しかし、こうした変化がそのまま「骨盤のゆがみ」を意味するわけではなく、骨盤の位置や左右差だけで腰痛・骨盤痛を説明することはできません。
また、姿勢や骨盤の左右差が認められたとしても、それだけで現在感じている痛みの原因と判断できるとは限りません。
「骨盤を元の位置に戻す」ことを目的にはしていません
私たちは、妊娠中の腰痛や骨盤まわりの痛みに対して、「ずれた骨盤を元の位置に戻す」「開いた骨盤を締める」といったことを施術の目的にはしていません。
痛みが現れている場所だけでなく、立つ・歩く・寝返りをする・椅子から立ち上がるといった動作や、腰・骨盤・股関節などの動き、妊娠前からの腰痛歴などを確認し、その方の状態を総合的にみていきます。
そのうえで、カイロプラクティックによる施術が適していると判断した場合には、妊娠中の身体に配慮しながら、状態に応じた施術を行っています。
大切なのは「どこがゆがんでいるか」より、現在の状態を確認することです
同じ妊娠週数であっても、痛みが現れる場所や動作、日常生活で困っていることは一人ひとり異なります。
そのため私たちは、「骨盤がゆがんでいるかどうか」だけを見るのではなく、どのような動作で痛むのか、どの程度身体を動かせるのか、腰・骨盤まわりにどのような負担が加わっているのかなどを確認することを重視しています。
また、妊娠中の腰・骨盤まわりの痛みの中には、カイロプラクティックよりも産科・医療機関での評価を優先すべき症状もあります。妊娠経過や症状を確認し、必要と判断した場合には医療機関への相談をおすすめしています。
妊娠中に腰・骨盤周辺が痛いときの過ごし方
「動くと痛むし、でも動かないのも良くないと聞くし……」——妊娠中に腰や骨盤まわりが痛むと、どう過ごせばよいのか迷う方も多いと思います。
しかし、痛みの程度や妊娠経過に問題がなければ、必ずしも長時間安静にしている必要はありません。一方で、痛みを我慢して運動したり、症状が強くなる動作を繰り返したりする必要もありません。
その日の状態に合わせて、無理のない範囲で身体を動かしながら、痛みが強くなる動作や姿勢を工夫することが大切です。
同じ姿勢を長く続けないようにしましょう
長時間座り続けたり、立ち続けたりすると、腰や骨盤まわりの痛みが気になることがあります。
仕事や家事などで同じ姿勢が続く場合は、ときどき姿勢を変えたり、可能であれば短時間歩いたりするなど、一つの姿勢を長時間続けないようにしてみましょう。
「正しい姿勢」をずっと維持しようとするよりも、楽な姿勢を取りながら適度に姿勢を変えることをおすすめします。
痛みが強くなる動作は少し工夫してみましょう
骨盤帯痛では、階段の上り下りや片脚立ち、寝返り、車の乗り降りなどで痛みが強くなることがあります。
たとえば、立ったまま片脚でズボンや靴を履くのがつらい場合には椅子に座って行う、重い荷物を片側だけで持ち続けないなど、日常の動作を少し変えることで負担を減らせる場合があります。
すべての動作を避けるのではなく、特に痛みが出やすい動作を見つけて、一時的に方法を工夫するという考え方がよいでしょう。
寝返りやベッドからの起き上がり方を工夫する
寝返りや起き上がりの際に腰や骨盤まわりが痛む場合は、急に身体をひねるのではなく、ゆっくり動くようにしてみてください。
ベッドから起き上がるときには、いったん横向きになり、脚をベッドの外へ下ろしながら腕を使って上半身を起こすと、動きやすい場合があります。
寝る姿勢についても「必ずこの姿勢でなければならない」と決める必要はなく、妊娠週数や産科からの指示を考慮しながら、身体が楽に感じる姿勢を選んでいきましょう。
無理のない範囲で身体を動かしましょう
妊娠経過に問題がなく、産科から運動を制限されていなければ、痛みのない範囲で歩くなど、日常的な身体活動を続けることも大切です。
ただし、腰や骨盤まわりが痛い状態で無理にストレッチをしたり、痛みを我慢して運動を続けたりする必要はありません。
運動によって症状が強くなる場合には、運動の種類や量を見直す必要があります。
骨盤ベルトなどのサポート用品について
妊娠中の骨盤帯痛では、骨盤まわりをサポートするベルトなどが使用されることがあります。
こうしたサポート用品によって、歩行や日常動作が楽に感じられる方もいますが、すべての妊婦さんに必要なものではありません。使用する場合には、身体に合ったものを選び、適切な位置や締め方で使用することが大切です。
痛み以外の症状にも注意してください
妊娠中の腰・骨盤まわりの痛みの多くは筋骨格系の症状としてみられますが、妊娠に関連する別の問題に伴って腰や骨盤まわりに症状が現れる場合もあります。
出血、破水が疑われる症状、規則的なお腹の張りや痛み、発熱など、腰・骨盤まわりの痛み以外にも気になる症状がある場合には、自己判断せず産科へ相談してください。
また、妊娠経過について産科から運動や日常生活上の指示を受けている場合には、その指示を優先してください。
KAWAEカイロプラクティックで行う妊娠中の腰・骨盤周辺の痛みへのアプローチ
妊娠中の腰痛や骨盤まわりの痛みは、痛む場所や症状の程度、妊娠週数、日常生活で困っている動作などが一人ひとり異なります。
私たちは、「妊娠中だから骨盤を矯正する」という考え方ではなく、まず症状や妊娠経過を確認し、カイロプラクティックによる施術が適しているかを判断します。
そのうえで、妊娠中の身体に負担をかけないよう配慮しながら、その時点の状態に合わせて検査や施術を行っています。
問診で妊娠経過や症状について確認します
まず、妊娠週数や妊娠経過、腰・骨盤まわりの痛みがいつ頃から始まったのか、どこに痛みを感じるのかなどを確認します。
また、
- どのような動作で痛むのか
- 寝返りや起き上がり、歩行などで困っていることはないか
- お尻や脚への痛み・しびれはないか
- 妊娠前にも腰痛があったか
- 過去の妊娠でも同様の症状があったか
- 産科から運動や日常生活について指示を受けていないか
などについてもお聞きします。
症状や妊娠経過から産科・医療機関での評価を優先した方がよいと考えられる場合には、カイロプラクティックの施術を行わず、受診をおすすめしています。
痛みが現れる動作や身体の状態を確認します
問診の内容をもとに、無理のない範囲で立位や歩行、身体の動きなどを確認します。
腰だけを見るのではなく、骨盤まわりや股関節、背中などの動きも確認し、どのような姿勢や動作で症状が現れるのかをみていきます。
妊娠中はお腹の大きさや身体を動かせる範囲も変化しますので、痛みを我慢して検査姿勢をとっていただいたり、無理に身体を動かしたりすることはありません。
妊娠中の身体に配慮した姿勢で施術を行います
妊娠週数やお腹の大きさ、症状に応じて、横向きや座った姿勢など、身体に負担の少ない姿勢を選んで施術しています。
妊娠前と同じ姿勢や方法で施術することにこだわらず、その時点で無理なく受けられる方法を選択します。
また、痛みのある場所を強く押したり、痛みを我慢して施術を受けていただいたりすることを前提にはしていません。
状態に応じてカイロプラクティック・アジャストメントを行います
検査で確認した身体の状態に応じて、必要と判断した場合にはカイロプラクティック・アジャストメント(背骨や関節の動きを調整する施術)を行います。
対象となるのは腰や骨盤まわりだけとは限りません。身体の動きや症状との関連を確認したうえで、必要に応じて背中などの関連する部位にもアプローチします。
ここでの目的は、「開いた骨盤を締める」「ずれた骨盤を元の位置に戻す」ことではありません。
妊娠週数や症状、身体の状態を考慮しながら、使用する方法や力の加え方を選択します。
筋肉・軟部組織にも必要に応じてアプローチします
腰やお尻まわり、股関節まわりなどの筋肉や軟部組織についても確認し、必要に応じて無理のない範囲でアプローチします。
カイロプラクティック・アジャストメントだけを行うのではなく、症状や身体の状態に応じて施術内容を組み合わせます。
日常生活での身体の使い方についてもアドバイスします
寝返りやベッドからの起き上がり、立ち上がり、歩行、家事など、日常生活の中で特定の動作によって痛みが強くなっている場合には、身体への負担を減らすための動作の工夫についてもお伝えしています。
必要に応じて、妊娠経過や症状に合わせた無理のない運動やエクササイズについても検討します。
施術だけで症状を変えようとするのではなく、日常生活で何に困っているのかを確認しながら、その方に必要な対応を考えていきます。
妊娠中でもカイロプラクティックを受けられますか?
妊娠経過に問題がなく、カイロプラクティックによる施術が適していると判断できる場合には、妊娠中でも施術を受けていただくことができます。
ただし、妊娠中の身体の状態は一人ひとり異なります。そのため私たちは、妊娠週数だけを基準に「受けられる・受けられない」と判断するのではなく、妊娠経過や現在の症状、産科からの指示などを確認したうえで施術の適否を判断しています。
妊娠週数やお腹の大きさに合わせて施術方法を調整します
妊娠が進むにつれて、お腹の大きさや楽にとれる姿勢も変化します。
そのため、妊娠週数や身体の状態に応じて、横向きや座った姿勢などを使いながら、無理なく施術を受けられる体勢を選んでいます。
妊娠前と同じ姿勢や施術方法をそのまま行うのではなく、その時点の身体の状態に合わせて施術方法や力の加え方を調整します。
「妊娠○週からなら大丈夫」と一律には決めていません
「妊娠何週からカイロプラクティックを受けられますか?」というご質問をいただくことがありますが、妊娠週数だけで施術の適否を判断することはできません。
妊娠初期・中期・後期では身体の状態や配慮すべき点が異なります。また、同じ妊娠週数でも妊娠経過や体調には個人差があります。
そのため、「安定期に入れば必ず施術できる」「妊娠初期だから施術できない」といった一律の基準ではなく、個々の状態を確認して判断しています。
産科からの指示がある場合は、その指示を優先します
妊娠中は、腰痛や骨盤まわりの痛みだけでなく、母体や胎児の状態を含めた妊娠経過を考えることが大切です。
産科から安静や運動制限などの指示を受けている場合には、産科での指示を優先してください。
また、妊娠経過について心配なことがある場合や、「カイロプラクティックを受けてもよいか分からない」という場合には、まず担当の産科医・助産師に相談していただくことをおすすめします。
施術を行わない場合もあります
ご来院いただいた場合でも、問診や症状の確認から、カイロプラクティックより産科・医療機関での評価を優先した方がよいと判断することがあります。
その場合には無理に施術を行わず、医療機関への相談をおすすめしています。
妊娠中だから特別に施術を避けるということではなく、妊娠経過と現在の症状の両方を確認し、安全性を優先して判断することを大切にしています。
このような場合は、まず産科・医療機関へ
妊娠中の腰痛や骨盤まわりの痛みは珍しいものではありませんが、腰や骨盤まわりの痛みの中には、筋肉や関節などの問題とは異なり、産科・医療機関での評価を優先した方がよいものもあります。
特に、腰や骨盤まわりの痛みに加えて次のような症状がある場合には、カイロプラクティックを受ける前に、まず担当の産科へ相談してください。
妊娠に関連して注意したい症状
- 性器からの出血がある
- 破水が疑われるような症状がある
- 規則的なお腹の張りや痛みがある
- 強い腹痛や骨盤周辺の痛みがある
- 発熱や悪寒などを伴っている
- めまい、息苦しさ、強い頭痛など、腰痛以外にも気になる症状がある
- 胎動について普段と違うなど、妊娠経過について気になる変化がある
このような症状がある場合には、腰痛や骨盤痛だけの問題と自己判断せず、担当の産科へ連絡し、その指示に従ってください。
腰痛に伴う神経症状などにも注意が必要です
妊娠の有無にかかわらず、腰痛に次のような症状を伴う場合には、医療機関での評価が必要になることがあります。
- 脚に力が入りにくくなった、または筋力低下が進んでいる
- 両脚に強いしびれや感覚の異常がある
- 会陰部やお尻の内側などに感覚の異常がある
- 尿が出にくい、尿や便をコントロールしにくいなどの変化がある
- 転倒や事故などの外傷後に強い腰痛が生じた
- 安静にしていても強い痛みが続き、症状が悪化している
特に、急に脚の力が入りにくくなった、会陰部の感覚がおかしい、排尿・排便に異常が生じたといった場合には、速やかな医学的評価が必要となることがあります。
産科から安静・運動制限などの指示を受けている場合
切迫流産・切迫早産などを含め、妊娠経過について産科から安静や運動制限などの指示を受けている場合には、その指示を優先してください。
「腰が痛いから」という理由だけで自己判断してカイロプラクティックや運動を開始するのではなく、まず担当の産科医・助産師へ相談してください。
KAWAEカイロプラクティックでも、問診や症状の確認から産科・医療機関での評価を優先した方がよいと判断した場合には、無理に施術を行うことはありません。
妊娠中の腰・骨盤周辺の痛みに関連する症状・ページ
妊娠中の腰・骨盤周辺の痛みでお悩みの方へ
妊娠中の腰痛や骨盤まわりの痛みは、痛む場所や症状の程度、妊娠週数、日常生活で困っている動作などが一人ひとり異なります。
私たちは、まず妊娠経過や現在の症状を確認し、カイロプラクティックによる施術が適しているかを判断したうえで、妊娠中の身体に配慮しながら、その方の状態に合わせた施術を行っています。
「妊娠中でも施術を受けて大丈夫なのか」「この腰痛や骨盤まわりの痛みを相談してよいのか」と迷っている場合には、ご予約前にLINEなどからご相談いただくこともできます。
なお、症状や妊娠経過から産科・医療機関での評価を優先した方がよいと考えられる場合には、無理に施術を行うことはありません。
妊娠中の腰や骨盤まわりの痛みで日常生活にお困りの方は、どうぞお気軽にご相談ください。
