卒業後はカリフォルニアへ3日かけて引っ越しました
クリーブランドカイロプラクティック大学を卒業する前の年から住み始めたアパートがこちら。赤矢印で指してある部屋です。2002年の春頃から2003年8月まで住んでいました。この時のルームメイトは韓国人。ずらりと並ぶ車が全部90年代のデザインなのが懐かしい。
場所はここ。UMKC(ミズーリ州立大学カンザスシティ)のすぐ近く。南北戦争の古戦場でもある公園(Jacob L. Loose Park)や、カントリークラブプラザというスペイン風のモールまで歩いて行ける位置にあってちょうどいい所でした。
部屋の内部の様子
CDがたくさんあり、TVがブラウン管なのが当時の当たり前。巨大な50インチくらいのプロジェクターTVを売る三菱の店がショッピングモールにあったりしました。当時は映画を自宅で観たければ、ブロックバスターというレンタルビデオ屋でビデオテープを借りて来るのが当然でしたが、ブロックバスターは倒産して消滅してしまいました。その代わりNETFLIXが時代に適応して生き残っています。2000年代初めのNETFLIXはレンタルDVDを郵送でやり取りする形を取っていました。それが今ではスマホ片手にNETFLIXなどから配信される映像を観られるので、格段に便利な世の中になりましたね。
大体人から買ったり譲ってもらった物で揃えた家具。
当時の勉強机の様子。ううっ、当時の苦しみを思い出す(笑)。PCのモニターがまだ液晶ではなくて、かさばるCRTモニターでした。
アパートの周囲の様子
周辺の様子を写真に撮ってありました。一本東側を通るメインSt. から北側を望むとダウンタウンのビルがちょこっと見える。
Googleストリートビューでみると現在はこんな感じ。あまり変わっていないような気もするけど、そうでもなかった。上の写真を撮った所から左を向くと「何だろコレ?」と思って写真を撮った建物がありました ↓
すごく殺風景な外見で、「Club Cabaret(キャバレー)」とだけ書かれている。アメリカではキャバレーの意味が日本のそれとは違っていて、舞台があってコメディーショーやダンスショーが行われる場所のはずなのだが、何だか明らかに雰囲気が違う(笑)。ちょっと調べてみると要はここはゲイバーだったようです。なるほど~。2023年現在この建物はもう無くなってしまい、51 Main Apartments というアパートの敷地になってしまいました。
近くにあったお気に入りの中華料理店「BO LINGS(ボゥリン)」
2ブロックくらい北側にあって、週末のランチに友人とよく訪れたこの中華料理店「BO LING」はディムサム(点心・DIM-SUM)が美味しい店でした。台湾の人が1980年代に始めた店で、今ではカンザスシティに5店舗も構えるほど大きくなってしまった。点心を山盛りにしたワゴンが店内のテーブルをグルグルと回り、客がほしい点心を選べるというシステムが面白かったですね。このBO LINGSが入居していたビルが今はガラス張りのビルに建て替えられてしまい、BO LINGSの本店は川の向こうのカントリークラブプラザに移転してしまったようだ。今となってはディムサムの写真を全く撮らなかった事が悔やまれる。
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