1998年渡米直後のアパートへご案内~🐈

渡米直後に住み始めたアパートがここ6401 Brookside Rd.のアパート。ランドロード(大家)に聞くと築100年以上だと言っていた。1998年当時の家賃が月250ドルでかな~り格安。ゴキブリは多かったが、この辺りは治安も良好。ベッドルームが無いStudioというタイプの部屋です。ミズーリ州立大学のドミトリー(学生寮)に住むという選択肢もありましたが、二十歳前の学部生と相部屋だと勉強できないだろうと考えてアパートにしました。冷房は窓に付ける古いタイプで、暖房はガスだけどひどく効きの悪いものだった。

カンザスシティで一番最初に住んだアパート

机や椅子、本棚などはクリーブランドカイロプラクティックカレッジのアドミッション(入学事務室)の担当者(かなりお世話になった)からもう家で使わないからあげるわよ~という事で無料でいただいた。電話は昔なつかし有線の留守番電話付き。2000年以前はまだページャー(ポケベル)が主流でしたね。

カンザスシティのアパート

奥の方には小さなキッチン。奥に見えるドアは裏口で、そこを出ると真っ暗な倉庫兼ランドリー。アメリカのアパートには大抵共用のランドリールームがあり、25セントコインを使って洗濯をする。家賃高めのアパートだと部屋の中に洗濯機と乾燥機が据え付けられている場合もある。自転車はウォルマートで買った安物です。

当時の食卓。湯呑と急須は日本から持ってきてしまった。ポットの左横に見えるのはクレイジーソルト。今では日本でもカルディなどで買えますね。

カンザスシティで住み始めたばかりの頃のアパート内

テレビはウォルマートへ行った時、セールの棚の下の方でホコリを被っていたサンヨーを39ドルで買った(安っ)。箱無しだったのでおそらく誰かが返品した物か、展示品だったと思われる。テレビは英語のいい勉強になりました。左のドアが玄関。

住み始めて最初にやらなければならない手続きが、電話回線と電気とガスの利用開始手続きです。電話帳を手に入れて番号を調べ、近くの公衆電話から電話会社、電気、ガスの会社に電話を掛けて自分の住所を伝えて手続き完了。今はスマホでオンラインの手続きが出来るから大分楽になったはず。渡米直後だとまだ耳が英語に慣れていなかったので結構苦労しましたね、何度も聞き返したりして。電話口の担当者も私が外国人だと分かるとゆっくり喋ってくれて助かった。ネットはしばらくした後にPCを購入してからAOL(アメリカオンライン)に契約しました。一軒家に住んでいる人はケーブルTVの回線を使う人が多かったと思う。ここのようなアパートだと普通の電話線しか引かれていないので、ダイアルアップ一択です。ピーギョロギョロギョロ~…ウェルカム!(笑)。

カンザスシティ郊外でバグパイプの演奏の練習をする人々

カンサスシティはジャズの街でもあり、ダウンタウンのあちこちにジャズバーがある。コーヒーショップでジャズの演奏をしている事もありますしね。Kasnsas Cityという映画(1996年、ロバートアルトマン監督)を観るといいかも。夕方散歩をしているとジャズ演奏の練習をしている人を多く見かけるし、写真のように何故かバグパイプの練習に出くわす事もある。

カンザスシティのスキー場・スノークリーク

カンザスシティ郊外にあるスノークリークというスキー場

カンザスやミズーリは基本的に平坦な地形が広がっている地域ですが、多少の丘陵地帯があると言えばある。カンザスシティの北西40マイル(約64km)のところに「スノークリーク」という小さなスキー場があって、最初の冬から行ってみた。この地域は冬になると気温が華氏マイナス5度(摂氏マイナス20度)まで下がるのが普通なので、低気圧が来れば普通に雪が降ります。地形的にあまり高低差が無いのでコロラドのような大規模なスキーエリアはありませんが、スキーが好きな周辺住民はここへ来ますね~。

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