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高校受験を控え、頭痛・肩こり・腕のしびれに悩んでいた中学生

中学生の頭痛肩こり腕のしびれ

高校受験を控え、勉強時間が長くなっていた中学3年生の症例です。約3週間前から頭痛や目の奥の痛みが現れ、以前からの強い肩こりに加え、約1年半続く右腕の痛みとしびれにも悩んでいました。病院でMRIなどの検査を受けましたが異常は見つからず、身体の状態を確認するため当院へ来院されました。

このページは、実際の施術記録をもとに、個人が特定されないよう内容を整理して紹介しています。

来院時のお悩み

高校受験を控え、頭痛・肩こり・腕のしびれに悩んでいた中学生

症例概要

主な訴え

頭痛、目の奥の痛み、強い肩こり、右腕の痛み・しびれ

年齢・性別

14歳・女性(中学3年生)

症状の経過 

頭痛は来院約3週間前から。右腕の痛み・しびれは約1年半前から続いていた。

生活・活動

高校受験を控えており、長時間勉強することが多かった。バレエを継続していた。

医療機関の受診歴

腕の痛み・しびれについて病院を受診し、MRIなどの検査を受けたが、特に異常はなかった。

来院までの経緯

14歳の中学3年生の女子で、高校受験を間近に控え、学校生活に加えて受験勉強で長時間机に向かうことが多くなっていた。以前から続けていたバレエは受験のため休止中。

来院の約3週間前から、頭の両側に感じる頭痛や目の奥の痛みが現れるようになり、首の付け根から肩にかけての強いこりも気になっていた。頭痛がつらいときには鎮痛剤を使う事もある。

さらに、約1年半前から右腕に痛みやしびれを感じることがあり、病院を受診してMRIなどの検査を受けたものの、特に異常は指摘されなかった。

過去に自転車で転倒して骨折したこともあるが、来院時に骨折そのものはとっくに完治。

高校受験を控える中で頭痛や肩こりが続き、以前から続く右腕の症状も気になっていたため、身体の状態を一度詳しく確認したいとのことでKAWAEカイロプラクティックへ来院されました。

初回来院時の状態

初回来院時には、両側のズキンズキンとする頭痛と目の奥の痛み、首の付け根から肩にかけての強いこりを訴えていた。また、右腕には以前から続いている痛みやしびれがあった。

頭痛は常に同じ強さで続いているわけではなく、特に長時間勉強しているとに気になりやすい。高校受験を控えて机に向かう時間が長く、首や肩への負担を感じることも多くなっていた。

姿勢を確認すると、座っているときの頭や肩の位置に偏りがみられ、いわゆる猫背姿勢。首から肩にかけての筋肉には強い緊張が確認できた。また、首や肩だけでなく、右腕の痛みやしびれがあることから、頸椎の動きや上肢の状態についても確認する必要がある。

頭痛、肩こり、右腕の症状をそれぞれ別の問題として捉えるのではなく、首・肩の動きや姿勢、上半身の状態などを含めて検査を行うことにしました。

検査で確認したこと

頭痛や肩こり、右腕の痛み・しびれが身体の状態とどのように関連しているのか確認するため、姿勢や首の動き、首・肩周辺の筋肉の緊張、上肢の状態などをチェックした。

首の動き

首を前後・左右に動かした際の可動域や、症状の変化の有無を確認。

首の動きには一部制限があり、特に首の付け根から肩にかけて筋肉の緊張が強くなっている部分が確認できた。

首・肩周辺の筋肉の状態

触診では、首の付け根から肩にかけて筋肉の緊張が強くみられた。

受験勉強で長時間机に向かうことが多いため、頭を一定の位置に保つ姿勢が続いていることも、首・肩周辺への負担を考えるうえで確認すべきポイントの一つ。

右腕の痛み・しびれについて

右腕には以前から痛みやしびれがあったため、しびれの症状が現れる範囲を確認するとともに、首や肩を動かした時に腕の症状が変化するかどうかをチェックした。

すでに医療機関でMRIなどの検査を受け、特に異常は指摘されていないとのことだが、腕の痛みやしびれを伴っていたため、施術を行ううえでも慎重に状態を確認した。

姿勢と上半身のバランス

座位や立位での姿勢を確認し、頭・首・肩の位置や左右差、上半身の動きなどを評価した。

これらの検査結果をもとに、症状を感じている部分だけに着目するのではなく、頸椎や胸椎、肩周辺の動きと筋肉の状態を確認しながら施術を進めることにした。

KAWAEカイロプラクティックで行った施術

検査で確認した首の動きや首・肩周辺の筋肉の緊張、姿勢などをもとに、頸椎だけでなく胸椎や肩周辺の状態も確認しながら施術を行いました。

頸椎・胸椎へのアプローチ

首や背中の動きを確認し、動きが低下している脊椎の関節に対してカイロプラクティック・アジャストメントをおこなった。成長期の中学生であることも考慮し、その日の身体の状態を確認しながら施術する部位や方法を選択。

首・肩周辺の筋肉へのアプローチ

強い緊張がみられた首の付け根から肩周辺に対して、筋肉や軟部組織の状態に合わせた施術をおこなった。筋肉の緊張だけを追うのではなく、首や肩を動かしたときの動きやすさも確認しながら施術を進めた。

姿勢や身体の使い方についてのアドバイス

高校受験を控えて机に向かう時間が長いため、勉強中の姿勢や同じ姿勢を長時間取り続けることについての注意・アドバイスをおこなった。

特に受験勉強では身体を動かす時間が少なくなりやすいため、適度に休憩を入れ、首や肩を動かすことも意識してもらうようにする。

施術と経過

VISIT
初回来院から3日後

初回施術後、頭痛は大幅に軽減し、右腕の痛みやしびれについても以前より軽くなった。

首・肩周辺の状態を再度確認し、初回と同様に身体の状態に合わせて施術をおこなった。

VISIT
3日後

右腕の痛みやしびれは、この時点では感じなくなった。
頭痛についても来院当初と比べると軽減しているが、受験勉強で長時間机に向かった後には気になることがある。

VISIT
4日後

右腕の症状は引き続きみられないまま。

頭痛については、普段は気にならないものの、長時間勉強した際に軽く感じることがある。首・肩周辺の筋肉の緊張や動きを確認しながら施術を継続。

VISIT
4日後

頭痛や肩こりは来院当初と比較して気になりにくくなり、右腕の痛み・しびれもみられない状態が継続している。

受験勉強による身体への負担を考慮し、施術に加えて勉強中の姿勢や休憩の取り方についても確認した。

VISIT
3日後

頭痛、肩こり、右腕の症状はいずれも落ち着いている。

その後については、長時間の勉強によって首や肩への負担が蓄積しないよう、適度に身体を動かすエクササイズや、同じ姿勢を長時間続けないことについて指導した。

その後の経過について

この記事は、当時の施術記録6回目までの経過をまとめたものです。

6回目の時点では、初回と比べて首・肩の症状は軽くなり、頭痛もしばらく出ていない状態を継続できています。その後は来院間隔を拡げながら(2~4週間に1回)、定期的に施術を受けていただき、無事に志望校に合格することができました。


⚠️症例報告について

この症例は、お一人の患者さんの施術経過をご紹介したものです。

同様の症状に対する施術効果を保証するものではありません。特に頭痛や腕の痛み・しびれにはさまざまな原因があるため、症状が強い場合、急に現れた場合、悪化している場合などには、まず医療機関で適切な検査・診断を受けることが重要です。

この症例から考えられること

お子さんが「頭が痛い」「肩が重い」と言い出すと、勉強のしすぎなのか、それとも他に何か原因があるのか、心配になる保護者の方も多いのではないでしょうか。

今回のケースでは、高校受験を控えて机に向かう時間が長くなっていた時期に、頭痛や目の奥の痛み、強い肩こりが現れていました。また、右腕の痛みやしびれについては、来院の約1年半前からすでに続いていたそうです。

長時間の勉強では、頭が前に出た姿勢のまま同じ体勢を続けやすく、首や肩まわりの筋肉・関節に負担がかかりがちです。特に受験期は、勉強時間が増える一方で身体を動かす時間や休憩が減りやすいため、「集中しているから」「受験だから仕方ない」と見過ごされがちな首・肩の状態にも、目を向けていただきたいと思います。

この女子中学生の場合、検査では首の動きの制限や、首・肩まわりの筋肉の緊張が確認されました。そこで、痛みを感じている部分だけでなく、首や背中、肩まわり全体の動きを確認しながら施術を進めていきました。

施術を続ける中で、頭痛や肩こり、右腕の痛み・しびれについて変化があったとご本人から聞かせてもらっています。ただ、これは あくまで一つの症例であり、症状の原因やカイロプラクティックとの関係を、この経過だけで断定することはできません。

特に、頭痛や腕の痛み・しびれの背景には、さまざまな原因が考えられます。この患者さんは来院前に医療機関でMRIなどの検査を受けていましたが、もしお子さんの症状が突然現れたり、急に強くなったりしている場合、しびれに加えて力が入りにくいといった様子がみられる場合には、カイロプラクティックより先に、医療機関できちんと診てもらうことを優先してください。

頭痛や肩こりでお悩みの中学生・高校生へ

お子さんが「最近、肩が凝る」「勉強していると頭が痛くなる」と言っていたら、それは決して珍しいことではありません。受験勉強や学校の授業、スマートフォンの使用などで長時間同じ姿勢が続くと、中学生や高校生でも大人並みの首や肩のコリを感じることがあります。

特に受験期間中は机に向かう時間が長くなり、身体を動かす機会がどうしても減ってしまいます。ご家庭でも、勉強の合間に少し休憩を挟んで首や肩を動かす時間を作ったり、机や椅子の高さ、座る姿勢を一緒に見直したりしていただくと良いかもしれません。

KAWAEカイロプラクティックでは、中学生・高校生についても、まず症状の経過や普段の生活について丁寧にお聞きし、姿勢や首・肩の動き、筋肉の状態を確認したうえで、お子さん一人ひとりの身体や年齢に合わせて施術を行っています。

「受験勉強を始めてから首や肩がつらそう」「机に向かう時間が長くなって肩こりを訴えている」など、お子さんの様子で気になることがあれば、いつでもご相談ください。

ご予約・お問い合わせ

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著者紹介 / 院長プロフィール

Kawae Noriaki, D.C.のアバター Kawae Noriaki, D.C. Doctor of Chiropractic

Cleveland University-Kansas City 2003年卒。Doctor of Chiropractic取得。カリフォルニア州開業免許および同州X線技師免許を取得後、アメリカ現地にて4年間の臨床経験を積む。2006年の日本帰国後は、大川カイロプラクティック専門学校にて講師を務め、後進の育成にも尽力。2008年、さいたま市浦和区に「KAWAEカイロプラクティック」を開業。
20年以上の豊富な臨床経験と、国際基準の専門知識(Doctor of Chiropractic)をもとに、お子様からご年配の方、妊娠中や産後の赤ちゃん連れの方の慢性的な腰痛や肩こり、自律神経の不調まで幅広く対応しています。

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