日程 | 【山小屋泊】2022年10月26日(水)~27日(木) |
---|---|
天候 | 快晴 |
アクセス | 利用交通機関 車福島県檜枝岐村・滝沢登山口手前の駐車スペース(無料)を利用。 |
福島の名峰・会津駒ヶ岳の山頂下にある「駒の小屋」に宿泊し、奥の方にある中門岳まで往復してきました。うっすらと雪の残った初冬の稜線歩きは最高の眺めを楽しむことが出来ました。
今回の会津駒ヶ岳の詳細な山行記録はこちらで見ることが出来ます。
会津駒ヶ岳を「駒の小屋」泊で歩いてきた山行記録のダイジェスト
2022年10月26日(水)、8年ぶりくらいに福島県檜枝岐村の会津駒ヶ岳を訪れました。ふもとは紅葉真っ盛りで山が色とりどりに綾取られていましたが、山の上の方は既になんどか積雪があったようです。
登山開始から3時間ほどで森林限界の辺りに到着。ここから30分ほどで山頂下にある駒の小屋に着きます。
この辺から草紅葉と池塘(ちとう)と雪をかぶった樹林の向こうに尾瀬の山が見えてきます。
小屋の前にある池は凍結していました。向こうにみえる丸っこい山が会津駒ヶ岳の山頂部分。荷物を小屋にデポしておいて軽装で山頂まで行ってきます。
会津駒ヶ岳山頂
小屋から20分ほどで会津駒ヶ岳山頂(2,133m)に到着。木道に溶けかかった雪が残っていて非常に歩きにくい。
このまま中門岳まで行こうかと思っていましたが、チェーンスパイクを小屋に置き忘れてしまったので、初日は会津駒ヶ岳山頂部をぐるっとまわるだけにしました。ツルッツルな木道をチェーンスパイク無しで歩き続ける自信がありませんでした。という訳で中門岳は2日目に行くことに~。
会津駒ヶ岳の山小屋、駒の小屋
一旦駒の小屋に戻ってきました。「金もいらなきゃ出世もいらぬ。山さえ登れりゃご満悦。」いい言葉じゃ~ 😺
駒の小屋は素泊まりの山小屋なので食事は登山者が自炊します。玄関横のここが自炊室。その夜に泊まる人たちがここで山の話に花を咲かせます。右の壁に掛かっているのは熊の毛皮。すんごいゴワゴワしている。
2日目は中門岳まで往復
2022年10月27日(木)05:55の日の出の様子。ちょうど那須塩原のあたりから日が昇っていますので、左側に那須岳周辺の稜線が連なって見えています
中門岳へ行くには途中まで昨日と同じ道をたどります。駒の小屋を振り返って見ると、この小屋はホントに絵になりますね~。
会津駒ヶ岳の山頂部分を通り過ぎ、北の視界が開けてきた。安達太良山や磐梯山などがうっすらと見えます。
中門岳の池塘が広がるただっぴろい山頂
なだらかな山頂の池塘が特徴である中門岳に到着。他に誰もいない静かな景色を独占!
さらに奥の方に行くと、そこから先は一般登山道の無い山深い世界が広がっている。熊だらけなんじゃないかな?
北西には新潟の越後駒ヶ岳などが聳えている。いつか登りに行こうと思いつつ、まだ実現できていない山です。
この稜線が私のお気に入り。
西側には平らな山頂部が特徴の平ヶ岳がよく見え、その右側奥に真っ白な山が見えたので「あれどこだろ?」と思って調べてみると、なんと北アルプスの白馬方面が見えていました~。
駒の小屋から紅葉を楽しみながら下山
稜線散歩を終え、09:30頃に小屋に戻ってきました。中央奥左寄りに見える山々は男体山や女峰山などの日光連山で、中央奥右寄りのピョコッと飛び出た三角な山は日光白根山。
小屋から登山口まで、下山は2時間ほどで完了。青空に紅葉がよく映えています。
落ち葉をザッザッと蹴飛ばしながら歩くといい香りが楽しめる。
コメントをどうぞ