妊婦さん(妊娠8ヶ月)の症例

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まっすぐ立てなかった妊婦さんの腰痛が1回の施術で改善

立位の姿勢の変化妊娠中の方はお腹が大きくなるにつれ重心が前方に移動してしまいます。腹筋も使えなくなると腰の背筋を使って上半身を支えるようになり、腰痛がひどくなりやすいです。こちらのNさんの場合、まっすぐ立とうとするとお腹の張りが強くなるということで、初回来院時に撮った写真では背中が大きく丸まっています。腰が反りすぎていても痛くなりやすいし、このケースの様に腰椎のカーブ(前弯)が無くなっている場合も腰や背中の痛みがひどくなります。

うつ伏せの状態でNさんの脚の長さをチェックすると右脚が約1cm短くなっていました。骨盤の右側の関節の動きが左側と較べる明らかに悪くなって可動域が減少しており、左側の筋肉(腰方形筋・殿筋・梨状筋・大腿四頭筋)が右側よりも固い状態でした。触診やX線写真から分かる「骨盤のゆがみ」を表現する「リスティング」があるのですが、それはここでは省略します。

触診で分かった骨盤のゆがみの向きを頭に入れて側臥位(横向き)で骨盤の仙腸関節を左右からアジャストした上で、固くなっている筋肉をほぐしたりストレッチをすることでだいぶ症状が緩和されたようです。ネットで購入された「トコちゃんベルト」を持参していただいたので、正しい位置に矯正された骨盤を出来るだけ保持してもらえるようにベルトの付け方のコツを指導しておきました。

上の写真はNさんの立位姿勢の変化ですが、3日後の2回目来院時に撮った写真と比較すると明らかに良い変化が見られます。初回来院時はあれだけ痛そうにしていたのがバランス良く立てるようになっていますね。3回目は10日後、4回目は2週間後に来ていただき、様子を見る予定です。

さいたま市周辺で腰痛にお悩みの妊婦さんは浦和駅西口徒歩5分の当院へぜひお問い合わせ下さい。お待ちしております。

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