X線撮影室で撮影を担当していた頃

ティーチングアシスタント(TA)としての仕事

 

クリーブランドカイロプラクティック大学を卒業する1年ほど前からX線写真を撮る仕事を始めました。(キャンパス内での仕事なので法律的にもちろんOK。時給は7ドルくらいでした。)最初は現像の手伝いばかりしていましたが、空き時間を見つけてTA同士で写真を撮る練習などしていました。ちょうどその頃マウンテンバイクのレースに出た時に右足の甲(第二中足骨)を疲労骨折してしまい、撮ってもらった右足のX線写真があまりにも典型的な疲労骨折の写真だったため、授業の教材に使われる事になってしまった。今でも使われているのだろうか…?当時の担当プロフェッサーがまだ在籍していらっしゃるのでその可能性は高い。

ちなみにティーチングアシスタントという名前から分かる通り、X線撮影室で他の学生を手伝うのが仕事です。キャンパス付属クリニックの外来患者がインターンの学生に割り振られ、治療を担当するインターンがX線写真を撮る際にお手伝いするわけです。卒業間近のインターンはコンソールの設定や患者さんへの説明・声かけなどを任せておいても大体大丈夫。私は現像や片付けを手早く済ませるだけでOKでした。ただしインターンになったばかりの学生だとまだ慣れていなくて、手取り足取り患者さんのポジショニングやコンソールの数値設定、現像の手順、出来たX線写真の見方を教えなければなりません。これが自分にとっても非常に勉強になりましたね。NBCE(ナショナルボード、全米カイロプラクティック資格試験)のパート4において、X線写真がズラッと掲示されていて順番に病理学的所見を口頭で述べる試験がありましたが、あまり苦もなく出来たのはこの仕事をやっていたおかげです。

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