小児カイロプラクティック

小児カイロプラクティック
更新日:2023/07/07

背骨は生まれる前から成長し続けます

赤ちゃんの背中

生まれたての赤ちゃんの背骨は前後方向へのカーブが一つしかないC字型の背骨をしています。抱っこするとまん丸な感じがよく分かりますね。生後3ヶ月頃になると首がすわり、そして月齢12ヶ月前後になると腰の反りが完成して腰がすわり、成長するにしたがい背骨の形も変化してゆきます。立って歩ける頃には背骨を横から見てS字型のカーブができあがり、2本の脚で直立して動けるよう背骨にバネが効いてきます。

背骨の弯曲の形成

そして身長がさらに伸びて大人になってからも背骨は身体を支える大黒柱として大切な役割を果たすだけではなく、その中を通る脊髄を保護して、筋肉や関節の動きや内蔵の働きなどなど、身体の機能を維持する手助けをしてくれています。

このように背骨は大事な仕事を果たしてくれているのですが、お子さんのの姿勢の悪さに気がつく事はありませんか?

いわゆる「悪い姿勢」と身体に起こる問題

こどもの猫背

肩と背中が丸まった「猫背姿勢」で勉強やゲームをしている子供の姿をどこでもよく目にしますね。姿勢が悪いと見た目が格好悪いだけではなく、なだらかなS字型の曲線を描くはずの自然な背骨の形から外れてしまい、いろいろな問題が発生しやすくなります。

ではどんな問題があるのでしょう?

  • 頭痛・首の痛み・肩こり・背中の痛み・腰痛
  • 脊柱側弯症・骨盤の歪み・脚の長さの違い
  • 股関節痛・膝の痛み・足の痛み
  • イライラ感・疲れやすさ・だるさ・夜尿症など

こうした問題を訴えてこられるお子さんが多いです。子供でも大人と同じような症状が見られることはよくあるものの、特に小学生以下の子供たちは、自分の言葉で身体の状態をうまく説明することがなかなかできないですね。そして体重が大人よりも軽く、肩こりや腰痛など筋骨格系の症状があまり強く出ないため、症状が周りの大人に気付かれることなく放置されがちです。

成長期におけるカイロプラクティック・ケアの重要性

身体が大きくなるにつれて体重が増え、背骨にかかる負担も増えてきます。姿勢が良ければうまく頭の重さや上半身の重さを分散させることができて、肩こりや腰痛などの症状につながりにくいのですが、バランスのとれていない悪い姿勢は身体のどこかに多かれ少なかれ負担をかけることになります。初めは筋肉のコリ程度だったものが、大人になるにつれ様々な症状へと進行しやすくなります。

カイロプラクティックで運動しやすい身体に

元気な幼稚園児

背骨や骨盤を定期的に調整してもらっていた子供とそうでない子供の運動能力を比較すると、カイロプラクティックで背骨のケアを定期的に受けていた子供の方が、運動をする時のパフォーマンスが優れている事が統計上明らかだそうです。特にバランス感覚や背骨・骨盤のスムースな動きが要求されるバレエ、ダンス、スキー、フィギュアスケートなどのスポーツを習っている子供の場合、カイロプラクティックによる背骨と骨盤の調整が運動能力の向上にさらに役立ちます。 カイロプラクティックで背骨・骨盤の動きをなめらかにし、筋肉の無駄なコリを減らし、神経の伝達を良くすることで、お子さんの身体全体のパフォーマンス向上を目指してみませんか?

  • 子供の姿勢を改善させたい。
  • 体育の成績を向上させたい。
  • 歩き方や走り方が気になる。
  • 病院では特に問題なしと言われたが、気になる所がある。
  • 腰痛・肩こり・頭痛といった症状を改善させて受験勉強に集中できるようにさせたい。

こうしたご要望にできるだけ応えたいと思いますので、お子さんの姿勢や身体の動きが気になる方はお問い合わせください。