- 2009-10-22 (木) 2:35
- カイロプラクティック
あるアメリカのTV番組を観ていました。内容は「妊婦へのカイロプラクティック的な観点からのアドバイス」です。
言われるまでも無く分かる事ですが、番組内で「妊娠中にある程度の腰痛を訴える妊婦は全体の半数に及ぶ。」という調査結果がまず挙げられ、その理由として「妊娠中は身体の重心が骨盤の前方へと移動するためである」と解説が述べられています。確かにその通りですね。
胎内の赤ちゃんが成長するにつれ重心はますます前方へ移動し、バランスをとるべく腰椎のカーブ(前弯)が一層強くなるのですが腰椎の前弯だけが強くなってそのままで済むはずがありません。大抵の場合、上部胸椎のカーブ(後弯)が大きくなって頸椎がストレートな猫背姿勢となることが多いです。重心の位置の変化によって起こされた腰痛そのものは出産後に改善することがほとんどですが、今度は授乳時の姿勢など育児期における問題のために肩こり・首の痛みが発生する方が多くなります。
妊婦さんの腰痛予防・改善のためのアイデア集
- 妊娠中期頃から週3回のエクササイズとその前後の軽いストレッチ。妊娠中の軽い運動は・肩こり・腰痛予防に効果的ですが、エクササイズの種類はカイロプラクターなどの専門家に相談を。軽い散歩、マタニティー水泳、自転車こぎなどお腹に強い力を入れる必要のない軽めの運動がベストです。
- 靴底が柔らかく平らな靴を履くこと。ヒールが高めの靴は姿勢の前後のバランスを崩し、妊娠後期の腰痛がひどくなる可能性があります。
- 椎間板ヘルニアの予防のため、子供や物を持ち上げる時に腰を使うのではなく必ず最初に膝を曲げること。重たい物を自分だけで持ち上げるのは出来るだけ避ける。
- 十分な休息をとる。脚がだるいようであれば、横になって両脚を胴体より高い位置に上げて休憩しましょう。
- 横向きで寝る時は腰にかかる負担を出来るだけ減らすため、抱き枕を膝の間に挟むと楽です。また身体の左側を下にすると比較的血流が良くなり、腎臓の機能が向上します。身体の不調の原因ともなる老廃物の除去は妊婦にとって大事です。
- 産休前でまだデスクワークを続けている場合、姿勢に気を付けてできるだけ腰・背中・首の負担を少なくする。モニターの上端が姿勢良く座った時の目線の高さに来るようにセットし、脚の筋肉にかかる緊張を減らすため高さ10cm程度の足を置く台を机の下に用意しましょう。床に座って腰を丸めてお腹を圧迫しながら低い位置にあるPCを使う事はお勧めできません。
- 妊娠前と同様1日3食をとるのではなく、4~5時間毎に食事を小分けにしてとることで吐き気や極端な空腹感の発生を抑えやすくなります。
そして番組ではもちろん妊娠中のカイロプラクティック・ケアを勧めています。
カイロプラクターは骨盤に限らず身体でバランスの悪い所を的確に捉える事ができるため、妊娠中・産後に発生しやすい腰痛・肩こりなど筋骨格系の症状の緩和・改善のお手伝いが可能です。訓練を積んだカイロプラクターであれば安全に妊婦さんへの施術を行うことができます。妊娠前から腰痛などの既往症がある方は、妊婦への施術を得意としている治療院を見つけて相談してみて下さい。
【参照】 WOAI.com (Apr 14, 2004)



