- 2009-03-17 (火) 23:53
- カイロプラクティック
首や腰をを動かすといつもではないけどポキポキ音がするという話はよく耳にします。指の関節を鳴らしすぎると指が太く変形するよ、と昔言われたことがありますがそれって本当でしょうか?
まあ、半分本当ですね。その関節音のタイプによりけりです。通常指の関節を鳴らした後、しばらく20~30分は同じ関節から音はしません。この音の正体が、関節液中に溶け込んだ窒素や二酸化炭素など大気中のガスが関節に急に加えられた圧力によって逃げて発生するものだからです。関節液に再びガスが溶け込んでくるまでしばらく関節に力を加えても音はしないのですな。骨や腱などがこすれ合って発生する音ではないので、関節が太くなるとかどーたらこーたら心配する必要はありません。関節が変形するのは軟骨がすり減って骨同士がぶつかり合う時や骨と腱・靱帯が物理的に摩擦し合う時、そしてリウマチなど関節の滑膜を冒す病気があるときだけです。
関節に外部から力を加えずとも普通に動かすだけで「パキンパキン」と何度も繰り返し高めの音がする場合、これは関節にとってあまりよろしくありません。何度も同じ関節から音がするのは骨などがぶつかり合っている証拠です。そしてその状態が長引けば変形性関節症となり骨がトゲ状に出っ張ってその関節が太く変形します。骨が変形して関節の可動域が減少すれば身体をうまく動かすこともできなくなり、QOL(生活の質)が低下することに繋がります。運動を十分にすることができなくなって肥満や寝たきりに繋がりやすいのです。
さて首や腰の関節を動かすとポキポキ音がしてスッキリするのでついつい繰り返してしまう、そんな方は結構多いですね。
「首を動かしてポキッといわせると気持ちが良いのでついついやってしまう。」これは頸椎などの関節にちょっとした歪みや動きの悪さがあるからやってしまうのです。関節が綺麗にそろっていて、癒着もなく動きも正常であれば無理に自分の関節を動かしてスッキリさせる必要はありません。関節の歪みなどがあるからついつい関節を鳴らしてしまうのです。ただし自分で関節を鳴らしても関節の歪みがちゃんととれるわけでは有りません。一般の方で自分の背骨の弯曲の度合いや関節面の向きを考えながら関節の矯正出来る人はまずいないでしょう。
ここは客観的に関節の変位や可動性を見ながら関節のアジャストをしてくれるカイロプラクターに仕事を任せた方がよろしいかと思います。
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