- 2009-05-12 (火) 1:13
- 臨床報告
Tさん 29歳 女性 システムエンジニア
主な症状:肩こり・頭痛・眼精疲労
大学卒業後、SEとしてPCを毎日一日中使い続けてきた。普段から仕事中の姿勢は気をつけ、適度な運動を心がけているが首・肩の疲れがとれず、頭痛があると薬を飲んで何とかしのいでいる。病院でX線写真を撮ったがストレートネックであること以外に頸椎の変形や椎間板腔の減少は特に無しとのこと。手指への放散痛は無し。湿布や鎮痛剤でごまかさず、根本的なところから治したいということで来院。
施術の記録より(抜粋):
1回目: 首・肩の鈍痛はペインスケールで5-6/10。頭痛があると7-8/10。姿勢分析。骨盤が後傾し腰椎の前弯が減少、胸椎の後弯も減少したフラットバック。背中全体の柔軟性も失われている。頭部が強く前に突き出た猫背。整形外科的検査。頸椎の可動域は右回旋と右側屈が特に制限されている。後頚筋群の緊張に伴う痛みはあるものの、特定のデルマトームへの放散痛は無し。腱反射は両上肢とも正常。血圧は普通。他の内科的疾患は無い。CTジャンクションにあるトリガーポイントに押圧を加え、頭痛および眼の奥の痛みが再現される事を確認。施術。温熱療法とトリガーポイントセラピーの組み合わせで筋肉の硬結を解く。仙腸関節・L4・T7・T4・C6・C2を軽めにアジャスト。首・肩のストレッチ、Braggard’sエクササイズの指導。
2回目(5日後): 頸椎の可動域は改善。首・肩コリは5/10。頭痛は5日間無かった。前回の施術後全身がだるくなったが、指示通りしっかり水分補給をしてゆっくり自宅で休んだ。右回旋・右側屈をするとやはりまだ痛い。右PSISの強いPI、L5・T4・C6・C2をアジャスト。エクササイズボールを使ったストレッチの指導。
3回目(7日後):平日は仕事のため来られない。前回の施術から5日過ぎると首・肩コリが気になってくる。頭痛も両側頭部に少々ある。頸椎可動域はほぼ正常。筋肉の硬結が有ることを自分でもようやく自覚出来るようになった。仙腸関節・L5・T5・C5・C1をアジャスト。Cat&Cow ストレッチで背骨の動きを改善させるエクササイズを憶えてもらう。
4回目(7日後): やはり週の後半になると疲れが溜まってくるが、以前と比べるとCTジャンクションがほぐれているのが自分でも分かる。頭痛無し。前回と同じ位置にアジャスト。エクササイズボール&ストレッチポール。
5回目(7日後):疲れはあるものの、以前のようなひどい肩こりは消失した。ペインスケールで首の痛みは1-2/10、肩こりは2-3/10、頭痛はしばらく出てないので0/10。PCを使う際の理想的なモニターやキーボードの位置、効果的なクッションの使い方、腱鞘炎の予防法について指導。姿勢を簡単にチェック。猫背は改善しつつあるものの、姿勢を最善の状態に改善させるためにはそれなりの時間がかかりそうだと伝える。次回は2週間後。施術間の間隔を拡げながら様子見。
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