良性頭位性めまい


良性頭位性めまい症 (Benign Paroxysmal Positional Vertigo) は当院の患者さんにもよくみられる症状で、頭の位置の変化によって三半規管が刺激されて回転性のめまいが短時間発生します。

まとめ

  • 頭を動かした時に周りのものがグルグル回るような感覚が短時間続く。
  • めまいの発生中、眼球が震えるような動きを示す。
  • 吐き気を伴う事が多いが、耳鳴りは無い。
  • 対処法としてエプリー法という手段があり、数回実施するとめまいの症状が消失する。

仕組み

寝起きに頭を動かした時に回転性めまいが突然発症するパターンが良く知られています。

内耳の三半規管の一部に耳石(カルシウムの小さな固まり)が収まっていますが、そこからはがれたものが後半規管に入り込むことでめまい症が発生します。入り込んだ耳石は集まって泥状もしくは固まりになり、耳石の集まりが大きくなるほどめまいがひどくなりがちです。

三半規管内には液体が詰まっていて、頭を動かすと液体が流れて動くのですが、耳石の固まりがあるとその液体の流れが通常よりも大きく感じられてしまいます。また、三半規管の内部には神経細胞から細かい毛の様な物が生えていて、液体の流れる早さを感知することで頭の動く早さや向きを脳に伝えています。耳石があるためその刺激が強すぎると、頭の動きが実際よりも早く感じられてしまい、視覚や頸椎などの関節から来る位置情報と矛盾してしまいます。その矛盾が頭位性の回転性めまいとなってあらわれてしまうのです。

治療

良性頭位性めまい症の治療は比較的簡単で、後半規管に入り込んだ耳石を元の位置に戻す「エプリー法」を1回おこなうと大半のケースでめまい症が解消します。再発した場合に備えてエプリー法を自宅でもできるように指導することもあります。エプリー法はそれほど難しいものではありませんので、練習すると誰でも自宅でできるようになります。頭の向きを変えると発生するめまいが気になる方は当院へお問い合わせ下さい。

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