曲がらなかった首が曲がるように

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水泳で息継ぎが出来なかったほどなのに首が曲がるようになりました

司法書士事務所にお勤めで仕事柄デスクワークが多く、首肩がガチガチになってしまっていたKさんが当院へ通い始めて今日で3回目です。初回来院時に首の可動域を調べると首を横に曲げる側屈が特に制限されていて、右側屈がほとんど出来ない状態でした。首を回す回旋も僧帽筋や肩甲挙筋のハリが強くて制限されており、水泳時の息継ぎがつらいとおっしゃるのも頷けます。天井を見上げてもらうと椎間関節が痛くてこちらも可動域の制限が強い状態でした。後頭部~側頭部の頭痛もあり、腕へ拡がる痛みがあるものの特定のデルマトームにだけ痛みがあるわけではなく、首肩~腕の全体にイヤな感じの痛みがある状態でした。左右両側の肩甲挙筋と僧帽筋、棘下筋にトリガーポイントがあり、そこを押すと腕への関連痛が発生します。

以前は右に曲がらなかった首が曲げられるように。できるだけ軽めに施術して欲しいとのご希望がありましたので、頸椎にはアクティベーターという器具を使用しました。すると初回から頸椎の可動域の改善に効果が見られ、右側屈の可動域が約15~20°に拡大し、Kさんには症状の改善を実感していただけた様です。しかし仕事で毎日デスクワークに就いていると筋肉のハリのせいで次第に頸椎の可動域が悪化するらしく、2回目の来院時には頸椎の可動域自体は初回来院時とほぼ同じに戻っていました。大きく変化が出たのは2回目の施術後で、今日の来院時に可動域をチェックすると右側屈が30°できる様になっており、水泳の息継ぎも特に問題なく出来るようになったそうです。

まだ継続して通っていただきますが、次回もしくは次々回から来院間隔を広げても大丈夫そうです。

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