体幹が弱いと歪みやすい

体幹を鍛えて歪みにくくする
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体幹のコアマッスルをきたえると姿勢が安定しやすく、ゆがみも起こりにくい

体幹のコアマッスル

腹部にある4つの筋肉が弱くなると体幹を安定させにくくなります。これらは正しい姿勢を維持するのに大切な筋肉で、腹横筋は筋肉の繊維が横方向に走ってコルセットの様な役割を果たします。多裂筋は脊柱をギュッと固定する役割を持ち、腹腔に蓋をするように位置しているのが横隔膜です。そして骨盤底筋群は底にあたりますが脊柱の一番下にある尾骨にも付着して脊柱を安定させる役割も持ちます。これら4つの筋肉が合わさると円柱形のような構造になり、しっかり機能することで体幹の安定性が生まれます。身近にあるもので円柱形といえば…缶飲料。栓を開けていない缶飲料は手で握りつぶそうとしてもまず無理ですね?ただ、ブルタブを引いて開栓してしまえば圧力の逃げ場が出来て簡単につぶせてしまいます。

4つのコアマッスルにしっかりと力が入り機能していれば体幹が安定するのですが、これらのコアマッスルが弱いと脊柱と骨盤の歪みにつながります。特に重要なのが腹横筋で、肋骨と骨盤の間で骨の支えが無いところで内臓を押しとどめるために腹圧を高める働きがあります。ところがこの腹横筋が緩んで弱くなると腹圧の逃げ場が出来てしまい、お腹がせり出してしまいます。こうなると重心が前方に移動して腰椎が前方に弯曲し始めていわゆる「反り腰」になってしまいます。腰椎の前弯が大きくなると連動して骨盤が前傾してしまい、身体の歪みへとなっていくわけです。身体の歪みを直すためには骨盤矯正だけではなく、体幹の筋肉にも注目して筋トレを行うことも結構重要だったりします。

体幹を鍛えて歪みにくくする

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